本校は商業高校であり、開校当初より地域や社会に優れた人物を輩出し続けてきました。
HPをご覧の皆様の中には、「商業高校=就職」というイメージがある方もいらっしゃるかと思います。
しかし、令和4年度卒業生における就職・進学の割合は、ほぼ同比率(5:5)となっています。
就職はもちろんですが、進学を考える生徒にとっても本校は1人1人手厚く進路指導を行っています。
また、取得した資格を活かして大学に進学するといった、商業科ならではの進路活動も可能です。
①:進路ガイダンス
各学年で外部講師や卒業生を招いて、進路ガイダンスを定期的に実施します。
また、進路が決定した3年生が、1年・2年生に対してアドバイスを行う進路報告会もあります。
上級生の意見を聞ける貴重な体験であり、多くの生徒が意欲的に話を聞いています。
②:進路先研究
毎年2年次の3月頃に、就職、大学・短大、専門学校、公務員に分かれて、希望の進路を探します。
就職に関しては、その年度に届いた求人票から希望の企業を選びます。
最初は求人票の読み方に苦労することもありますが、多くの生徒がこの行事で読み方を覚えていきます。
進学希望者は、希望する進路先をPC教室で調査します。
学費やOCの実施予定日、選抜方法を事細かに調べ、少しでもスムーズな進路活動ができるように準備します。
③:作文講座
就職なら履歴書、進学なら志望理由書など、進路活動で、ほとんどの生徒は何かしら文章を書きます。
言い換えれば、本校の進路活動で文章作成力の向上は必須。
そのために、各学年や夏休みに外部講師を招いて作文講座を実施しています。
進路ガイダンスの様子。
小グループに分かれて、話しやすい雰囲気で行えることが魅力です。
本校は55年の歴史の中で、数多くの企業様から内定を頂いております。
毎年本校に到着する求人票は述べ600件以上であり、幅広い分野に就職することができます。
特に商業高校という事もあって、企業の事務職や金融系に就職することも可能です。
事務職や金融系を希望する生徒は毎年多く、共に切磋琢磨していく様子が見られます。
生徒の中には、1年次より「この企業に入りたい」という希望を持ち、無事に進路を叶えた生徒もいます。
また、試験の結果は「試験報告書」として保管しています。
本校2階、進路資料室には歴代の報告書が数多くあり、毎年入社試験対策に活用されます。
進学も同様の報告書を作成しますが、就職実績が厚い本校ならではの強みの1つです。
本校では大学のみならず、短期大学、専門学校に進学希望をする生徒が多くいます。
半数以上の生徒は「指定校推薦」を利用し、進路実現を目指していきます。
他校でも同じですが、指定校推薦を獲得するためには、日頃の学習活動、生活態度が大事です。
早くから希望の進学先を決めておくことで、学校生活が一層有意義なものとなります。
次に進学先の内訳ですが、進学希望者の内、約6割程度が専門学校に進学しています。
専門学校の数は多く、どこに進むべきか悩む生徒もいますが、知識と経験が豊富な本校進路指導部がサポートします。
大学・短期大学 進学先一覧(令和2年度~令和5年度).pdf
各県立学校の基本情報や入学してから卒業するまでの学校生 活について、わかりやすくまとめた資料です。
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