2020年4月の記事一覧
【体育科】思考の体操 その2
皆さん、こんにちは。昨日の【体育科】思考の体操 は、どうでしたか?
まだトークテーマについて、話し合いが出来ていないのであれば、
是非、周りの人と連絡を取って見てください。様々な意見を交わしてみましょう。
運動部・文化部限らず、大会実施となれば…不謹慎だ!ブラックだ!
無ければ無いで…可哀そうだ!やってあげて!
答えはありませんし、開催「基準」は、わかりません。
9月以降の大会も実施について、検討が始まっています。
見えない不安がたくさんあると思いますが、わかっていることがあります。
部活動を「頑張っている人」がいて、それを「応援している人」がいて、
頑張っている人たちを「見ている人」がいることです。
きっと皆さんもどれかに当てはまります。
保健の教科書は、持っていますか?p162~163を開いてみてください。
運動に関してですが、我々のスポーツライフスタイルには様々なタイプがあります。
「する」「みる」「支える」「調べる」の4つです。
インターハイの開催で考えれば…
「する」:出場選手
「みる」:それを応援する人
「支える」:大会ボランティア(開催地の学生ボランティアが1年以上前から準備を進めます)
開会式では、吹奏楽、演劇、ダンスなど文化部の支えも必要になります。
「調べる」:大会記録や試合結果をみたり、こういった形で知ったりする
スポーツと健康が密接に関わっていることを再認識し、自分に合ったスポーツライフを考えていきましょう。
スポーツ嫌い!苦手!って人もちょっと考えてみましょう。※そんな人は、これ見てないか。
さて、本日のトークテーマは、
「ステイホーム週間中に、ゴールデンウィークをどう過ごすか?」
「ステイホーム週間中に、運動不足にならないようにどう過ごすか?」
沖縄旅行の予定がある…パチンコ店にいく…などニュースで見受けられますね。
保健の教科書p10~11を参考に、
皆さんの「意思決定・行動選択」について話し合ってみましょう!
見せよう!スポーツの力!
【体育科】思考の体操
皆さん、こんにちは!
先日まで、体育科では「新体力テスト」についてアップしていましたが、
自宅で何かやってみましたか?
休校、外出自粛が続く中ですので、
体力維持・向上計画など個々で作成してもいいかもしれませんね
さて、今日は身体ではなく「思考」の体操です。
先週末、高校スポーツ界最大の祭典、全国高校総体(インターハイ)の
今夏開催についての可否について、会議が行われました。
全国高校総体、中止や規模縮小も 26日理事会、開催可否を協議
結果的には、高校総体の中止が決定されました。
全国の高校スポーツに関わる多くの選手が、この大会で引退(代替わり)します。
特に、3年生に関しては、高校生活の集大成となる大会です。
また、このスポーツの祭典と同時期に、文科系部活の大きなイベント、
全国高校総合文化祭も毎年開催されています。
そこで本日は、次のトークテーマについて考えていきましょう。
「新型コロナウイルス影響が大きい現状、部活動の大会を実施するべきか、実施しないべきか」
2・3年生で部活動に所属している人は、その仲間たちで。
部活に参加していない人は、家族や部活をやっている人と。
1年生は、中学校の部活の仲間やクラスメイトでも構いません。
このトークに、答えはありません。
10~30分間、このテーマを話題にするだけでもいいですし、
実施する派としない派にわかれて、意見を言い合ってもいいかと思います。
できれば、最後にインターハイや総合文化祭のニュースをみたり、
各プロスポーツ団体や地域が、スポーツやクラブ活動に対して、
現在どんな対策や取り組みをしているのかを調べてみたりするのも良いでしょう。
毎日暗いニュースばかり…
ネガティブ意見が多く出そうですが、ポジティブな意見を考えてみましょう!
思考の体操…
皆さんは、どう考え、何ができるのでしょうか。
見せよう!スポーツの力!
体育科「新体力テスト」その8
【 ハンドボール投げ 】
皆さんは、小さい頃にキャッチボールをした記憶はありますか?
近年、投力の低下が顕著に出ていると体育界では言われています。
実際は、投力に限らず体力低下をしている現状です。
原因は、3つ「間」のが失われているからという見解があります。
時間…余暇の増加=趣味・娯楽時間に使用する傾向
空間…公園で球技禁止、安全に身体を動かすことが出来る場所の減少
仲間…個々の時間が増加、直接的なコミュニケーションの希薄化など
※諸説あり。
時間・仲間は、個人でも対策できそうですよね。
ただ、この事態が収束すると…
時間に追われ、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうかも。
暫くは、また我慢の日々が続くかもしれません。
3つの間を考えつつ、思い切り身体を動かせる時が来るのを待ちましょう。
今回の「投げる」という動作についてですが、
肩の力が強いから、投げることができるわけではありません。
下半身、上半身、腕の振りなど全身の連動性がカギとなります。
なんだか毎日同じ事を言っているような…
テストは、あくまでどの部分の力があるかを見ています。
ですが、投力、跳力、走力にしても身体全体を上手く使って、
その部分の力を最大限に使用できているか、を測定することが狙いであり、
さらに、身体の弱点を見つけ、怪我の予防にまでつなげる
といった事も結果からわかってきます。
つまり、小学校から毎年体力測定をするのには大きな意味があり、
3つの間が失われた現代社会おいては、測定結果から「間づくり」について
各々で考えていくことになります。
あなたのその身体、一生一緒ですよ。
意識と身体を変えられるのは、あなたしかいません。
テストで10点
男子:37m以上 女子:23m以上
県の平均(高校生)
男子:24m~26m 女子:14m
↓↓↓
小学生向けですが、基本から学び直しをしてみよう!
下に兄弟姉妹がいるならば、一緒にやってみましょう!
【自粛中のトレーニングについて】
出来るだけ室内トレーニングに切り替え、外でのトレーニングは最小限にしましょう。
外で走ったり、息の上がりそうなトレーニングをする際は、
人通りの少ない場所を選び、散歩や仕事等で外出している人の近くを通る時は、
エチケットを守ってトレーニングをしてみましょう。
マスクをして実施すると、低酸素トレーニングにもなりますね。
無理のない範囲で、楽しく身体を整えていきましょう!
見せよう!スポーツの力!
体育科「新体力テスト」その7
【 立ち幅とび 】
立ち幅跳びは、1900年代初頭のオリンピックの正式種目でした。
身体能力を計る測定として、世界的にも活用されています。
単純な跳ぶ力だけでなく、腕の振りや全身の筋肉を使うタイミングを調整する必要です。
跳力というと、何となく上に向かって跳ぶイメージがありますが、
上に向かう力を、前へ…なんて考えて腕を振って考えているうちに、
手と脚の屈伸の動きが合わなくなって跳べなくなる人が毎年います。
楽な気持ちで、自然と立ち幅跳びしてみましょう。
※立ち幅跳び世界記録を目指そう!:3m73cm
また最近では、家庭用のトランポリンの需要が高まっているようです。
跳ぶ力+空中でバランスをとる力が必要で、全身運動にちょうど良いみたいです。
トランポリンは、オリンピック種目にもなっているので、ぜひ注目してみましょう。
テストで10点
男子:2m65cm以上 女子:2m10cm以上
県の平均(高校生)
男子:1年 2m19cm 2年 2m26cm 3年 2m30cm
女子:1年 1m75cm 2年 1m77cm 3年 1m78cm
↓↓↓ 立ち幅跳びの強化レッスン!
ジャンプ力UP!立ち幅跳び攻略トレーニング 【第一弾 みぞおちトレーニング】
↓↓↓ 番外編
[爆上げ]ジャンプ力が上がるストレッチをトレーナーに教えてもらう!!まずは今の身体のバランスチェックだ!前編!!
見せよう!スポーツの力!
体育科「新体力テスト」その6
【 50m走 】
※クラウチングではなく、スタンティングスタートで実施します。
実は、所商生は走る事が好きな人が多いのを知っていますか?
電車に乗り遅れそうになって、ホームをダッシュ。
授業に遅れそうになって、階段をダッシュ。
ファストパスを取るために、園内をダッシュ。
皆さん、走るのが好きなんですね!
さて、50m走も持久走と同様に、
姿勢や腕の振りなどのフォームを気にしてみましょう。
あのウサイン・ボルトだって、側弯症の背骨とうまく付き合うために、
独自のフォームを研究し、世界最速の男へと上り詰めたのです。
長距離走(持久走)をやるには気が重い…
なんて人は、短い距離(5m~20m)をダッシュするだけでもOK。
限られた時間、限られたスペースで工夫して体を動かしましょう!
よしこれで、電車にも授業にも遅れなさそうだ!
※時間を有効に使いましょう。
テストで10点
男子:6.6秒以下 女子:7.7秒以下
県の平均(高校生)
男子:1年 7.19秒 ~ 7.45秒
女子:1年 8.72秒 ~ 8.75秒
↓↓↓ 「インターバルラン」の機能をぜひやってみてください。
※iPhone、Androidともにダウンロードできます。
↓↓↓ 三田翔平さんの「魔法のかけっこレッスン」※本も出ています。
見せよう!スポーツの力!
体育科「新体力テスト」その5
【 持久走 】
きつい、苦しい、めんどくさい…
ネガティブな人、思考のアップデートが出来ていませんね。
走ることは、本当は楽しいものです。
昨日の反復横よびの際に、「正確性」の話をしました。
走ることの正確性は、その人に合った「フォーム」を見つけること。
姿勢や目線…背筋を伸ばす、遠くを見るように、背伸びするような感覚など
腕の振り方…肘を後ろに引く、手を前に出すように振るなど
足の踏み込み…かかとから着地する、つま先から着地するなど
自分に合った、フォームそしてペースを身に付けることが出来ると、
走るという単純な動作が、爽快で楽しくなってくると思います。
体育では、男子は300mトラックを5周、女子は200mトラックを5周走ります。
周回遅れが嫌だとか、見られているのが嫌だとか思う人もいると思いますが、
それぞれのペースを懸命に走り切れば、良い結果が出て、周りも応援してくれるでしょう。
最初から諦めたような走り、出来るのにやり切らない走りをすると、
頑張ろうとしている人の気持ちが下がってしまいます。
きつい、苦しい、みんなそうです。今もそう。
ちょっと我慢して、頑張ってみよう。
1秒を削り出せ!
※外を走る事、散歩することは推奨されています。
不要不急な外出をする時間があるならば、走って自分のために時間を使ってみよう!
テストで10点
男子:4分59秒以下 女子:3分49秒以下
県の平均(高校生)
男子:1年 6分05秒 2年 5分55秒 3年 5分52秒
女子:1年 4分43秒 2年 4分40秒 3年 4分41秒
↓↓↓ GPS機能を使った、ランニングアプリ。
※iPhone、Androidともにダウンロードできます。
↓↓↓ 1500m男子 高校記録:3分38秒 世界記録:3分26秒
見せよう!スポーツの力!以上、大迫傑でした。
体育科「新体力テスト」その4
【 反復横とび 】
「敏捷性」と言われても、あまりピンときませんよね。
「俊敏性」と言えばわかりますよね?…わかりませんよね。
「速さ」「素早さ」なら何となくわかりますね。
敏捷性というのは、速い動作の中に、「正確性」が伴っている事。
なので、ただ単純に記録だけを狙って適当に実施するのでは、
敏捷性の測定にはならないということです。
スポーツ競技に置き換えれば、素早くパスは誰でも出せますが、
同じところへ、仲間が欲しい場所へパスを出し続けるのは至難の業です。
日々、動作一つ一つの大切な部分を意識せずに練習を重ねても無意味。
大事な場面で、大きなミスをしますよ。
毎年、この測定で捻挫をする人がいます。
もしかしたら、正確性を欠いた動きをしているのかもしれませんね。
※高速に移動すると、写真の様に残像が残るかも。
テストで10点(実施20秒)
男子:63回以上 女子:53回以上
県の平均(高校生)
男子:56~58回 女子:49回
↓↓↓ おすすめトレーニング
見せよう!スポーツの力!
体育科「新体力テスト」その3
【 長座体前屈 】
※ 自分のつま先を触れる、ペットボトルを持って遠くに置くなど
工夫してやってみましょう。
同じ姿勢で、長時間過ごすことが多くなっていませんか?
柔軟性が上がると、筋萎縮を抑制したり、血の流れを良くしたり、
運動時のパフォーマンス向上やケガ予防にもなったりします。
授業の際に、捻挫しやすい、疲れやすい、運動後全身の痛みが激しいなど身体の症状がでる人。
また、できないから苦手、やりたくない、嫌いと消極的な人。
スムーズに動ける身体を作っていきましょう。
そうすれば、本来のスポーツの楽しさや爽快感が得られるかも。
怪我予防ストレッチのおススメは、肩甲骨・股関節などの関節部分です。
テレビやスマホを見ている時やお風呂上りなど、隙間時間に実践してみましょう!
こんな状況下です、思考の柔軟性もアップデート!
テストで10点(実施30秒)
男子:64cm以上 女子:63cm以上
県の平均(高校生)
男子:49~51cm 女子:49~51cm
↓↓↓ おすすめストレッチ&おすすめ本
器具いらず。アキレス腱を伸ばす簡単ストレッチ方法!足の冷え、むくみ、肩こり解消に効果的
見せよう!スポーツの力!
体育科「新体力テスト」その2
【 上体起こし 】
※足を固定すれば、一人でもできます。
椅子に座る時、立って歩く時…家でゴロゴロして起き上がる時…
腹筋は、様々な時に知らずに使っています。
腹筋と言っても、一つの筋肉ではありません。
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋
と、4つのお腹周りの筋肉をまとめて腹筋群と呼んでいます。
腹筋群の筋力が低下すると、腰に負担がかかり、腰痛の原因にもなります。
また、上体起こしでは、腹筋に注目しがちですが、
背筋群、股関節群の筋肉にも負荷がかかります。
十分にストレッチを行って実施しましょう。
身体全体を、バランスよく筋力アップする必要があるということです。
ちなみに、無酸素状態での筋持久力も見ています。
テストで10点(実施30秒)
男子:35回以上 女子:29回以上
県の平均(高校生)
男子:31~33回 女子:26~27回
目指せ!シックスパック!
↓↓↓ サッカーフランス代表ベンゼマ選手のトレーニング
【フィジカル強化を目指して体幹を養おう!】フランス代表「ベンゼマ」腹筋メニュー
見せよう!スポーツの力!
体育科「新体力テスト」その1
皆さん、こんちには。
自宅で過ごす日々が続き、体力低下が心配な人も多くいると思います。
今回は、年度当初に行っている「新体力テスト」について紹介します。
【 握力 】
物を握る力ですが、日常生活では、物を持ったり、支えたりする際に使用する大切な力です。
写真のような計測器具は、家庭にはないと思いますが、
不要な新聞紙を片手で小さく丸めたり、ゴム性のボールを握ってみたりと簡単にトレーニングできます。
↓元ハンマー投げ選手の室伏広治さんのトレーニング
見開き1枚の新聞紙を、片手で小さく丸めていきます。
※大切な紙をくしゃくしゃにするのではなく、必ず不要な新聞紙や紙にして下さい。
テストで10点
男子:56kg以上 女子:36kg以上
県の平均(高校生)
男子:36~40kg 女子:25~27kg
見せよう!スポーツの力!