校長メッセージ

2018年10月の記事一覧

10月の朝礼 校長講話

                 「正射必中」
みなさん、おはようございます。

早いもので10月になりました。こらからいよいよ秋が深まってきます。秋と言えば、「実りの秋」という言葉があります。これまで、精魂を込めて育ててきた作物が実を結び収穫の時期を迎えるという意味です。

 これは君たちの所商生活でも言えることです。春から勉強、部活、学校行事と様々な場面で努力してきたことがいよいよ実を結ぶ、目標にしてきたことをかなえる季節です。特に3年生諸君にとっては、3年間、コツコツと努力してきたことが実を結ぶ時です。

 そこで今日、お話ししたいのは、「正射必中」という言葉です。これは弓道で使われる言葉で、弓道部の諸君はもちろん知っていると思います。「正しい射法で射られた矢は、必ず中る」という意味です。そして正しい射法は正しい姿勢から始まると教えています。

 なぜ、この言葉を紹介するかというと先日、ある新聞でジェローム・シュシャンという人の記事を読んだからです。ジェローム・シュシャンさんはフランス人ですが、30年近く弓道にしたしみ、国際弓道連盟の理事を務め、5段の腕前のある人です。現在の仕事はゴディバジャパンの社長です。彼は最近「ターゲット」という本を出し、なぜ5年で売り上げを2倍にしたのかその秘訣を書いて注目を浴びています。

その中で彼は、「正射必中」という言葉を使っています。「正しい射法で射られた矢は、必ず中る」ビジネスに置き換えると「お客様のことを本当に考えてよい商品を作れば、結果は必ずついてくる。」「すべてのプロセスを正しく行うことを心がければ、ビジネスは必ず成功する。」と言っています。彼はこのことを弓道から学んだと言っています。「正しい行いをすれば、正しい結果がついてくる。」とてもシンプルですよね。ゴディバはチョコレートを売る会社ですが、一番の目的は、チョコレートをとおして、世界の人々をハッピーにすることだ、そのためには気軽に、便利にゴディバを買ってもらうことだということで、これまで会社の中にあったプライドを捨てて、コンビニで商品を売ったりして大成功しています。

 私たちは、とかく結果にとらわれて、冒険ができなかったり、結果によっては、喜んだり、意気消沈したりします。結果にこだわらず、それぞれのステップを正しく行うことに集中すればよいのです。

 3年生諸君は、就職活動、進学などで大変かと思います。1回や2回の失敗に意気消沈せず、正しい行いをするよう集中してください。1年生、2年生諸君は、日々正しい行いをするよう、プロセスを踏んでコツコツと集中してください。必ずや放った矢は的に命中すると思います。

以上です。