皆さん、おはようございます。3年生が次の進路に向けての準備期間ということで家庭研修に入りましたので、1,2年生だけとなりました。月日が経つのは本当に早いものです。今年度もあと2か月となり、新年度まであとわずかです。まもなく2年生は最上級生に、1年生は後輩を迎えます。皆さんも次の学年に向けて今年度の仕上げをしていってください。それから、先週の土曜日1月28日に和ヶ原商店街のチャレンジショップをお借りして、狭山工業高校とのコラボ企画が行われました。狭山工業高校がつくる紅茶、狭紅茶と言いますが、この紅茶と本校のハンドメイド部がつくった狭紅茶を使ったパウンドケーキなどの洋菓子を販売する企画でした。狭紅茶のパッケージは、本校の生徒がデザインしたものです。そのほか、校内にも生徒がデザインしたこの企画を知らせるポスターが貼ってあったので目にした人もいるかもしれません。お店は、大繁盛で、3時間ほどで用意した紅茶とお菓子が売り切れました。近隣の皆様や保護者の方もたくさんいらしてくれました。関係の生徒の皆さんは、充実した活動だったと思います。おつかれさまでした。次の機会が実現するといいのではないかと思っています。
さて、新型コロナウイルスが現れてから三年が過ぎました。この三年間、感染症防止対策に振り回されっぱなしでした。皆さんは、中学から高校にかけての時間をいろいろな活動に制限を受けた中で過ごしてきました。少しずつ、以前のような日常が戻りつつあるとは言え、なかなか元には戻らない状況です。この間、生活は大きく変わりました。人と人との距離を取ることやマスクをすること、食事の際は話をしない、エアコンなどの空調機器を使用しているときも換気をすること、消毒液を使用することなど、この辺りのことは日常の生活に関わることですが、すでに当たり前のこととなっています。さらに、学校では密になることを避けるため、体育館で三学年そろっての集会ができなくなってしまいました。そのため、リモートなどによる集会が定着しました。リモートは、出席停止などで学校に来られない生徒の皆さんへの授業にも活用されるようになりました。社会に目を向けると、会社にもよりますが会社に出勤しないでリモートで仕事をする、いわゆる在宅勤務も増えました。会議もパソコンなどの画面を通して行うことが増えたようです。皆さんの保護者の方にもそういう方がいらっしゃるかもしれません。そういうことに伴って、出勤する機会が減ったことから会社の近くに住まなくても良くなり、地方に住まいを移す人たちも増えました。このように新型コロナウイルスへの対応は、われわれの生活を大きく変えました。これらはここ数年のうちに変化したことです。次の春にこのウイルスへの対応の変化があるようですが、また、日常の生活に大きな変化があるかもしれません。皆さんは、近い将来、いつ何があるか分からない変化の激しい社会に社会人として出ていくことになります。社会では、今、様々な課題にいかに答えを出していくか、そういう力が求められています。変化の激しい社会であってもそれに対応できる力が求められています。そういう力を養っていくためには、やはり、学校の勉強や学校行事、生徒会活動、部活動など様々なことに取り組んでいくことが大切なのではないかと思います。そういう取組が経験となって、皆さんにいろいろな力が身に付くのだと思います。いつ何が起こっても、皆さんがたくましく社会で活躍していくためにも、今のうちからさまざまな経験を積んでいくことが大事なのだと思います。そういうことも頭の片隅において、高校生活が充実するよう過ごしてもらえればと思います。
最後に、今年度もあと2か月となりました。今年度の仕上げに向けて、悔いのないように過ごしてほしいと思います。
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